さよなら、じゃあね、有安杏果さん

わたしはいわゆるモノノフです。推しは有安さんではありません。

このブログを読んで不快になる人もいるかもしれません。誰かに賛同してほしいわけではないです。

気持ちの整理をするために書いています。


わたしがももクロちゃんのライブに行くようになって6年ほどになります。

大好きな女の子たちを見て、声を聞いて、たくさん元気と思い出をもらいました。

彼女たちを好きになって、毎日が本当に楽しくて、ライブを思えば仕事だって頑張れました。


そんな中で発表された1月15日の有安さんの脱退は、まさに青天の霹靂でした。


勝手に、本当に勝手に、ずっとずーーっと5人一緒にいるんだと思ってたんですよね。

だから、本当に受け入れられませんでした。

無心でチケットを取って、気がついたら卒業ライブの幕張メッセにいました。


普通の女の子になりたい

という理由は正直理解しがたいものでした。

普通って何?それは、ももクロをやめてまで、メンバーをこんな悲しい顔にさせてまですることなの?そんなに疲れてたの?わたしたちファンは応援してるつもりだったけど、重荷だったの?

いろんなことを考えました。


ここ最近のライブでの表情と、ソロコンでの表情を観ていて、ざわつくものはたしかにありました。

でも理由が「普通の女の子になりたい」だった。

ああ、そうなんだ、芸能界が嫌になったんだ、そんなに疲れてたんだ。予定がない日を過ごしたいって、晴れやかに言う有安さんを見て思いました。


寂しい。悲しい。だけど有安さんがすきだから、幸せでいてほしい。

だから、受け入れたいし応援する。

そう決めました。



幕張メッセのステージから有安さんの姿が見えなくなった瞬間から始まった4人のももいろクローバーZ、正直最期の一曲のあの空へ向かっては、観るのがつらくて、寂しくて、このまま応援続けられるか不安なぐらいでした。

それでも次々にある発表や、バレンタインイベントでのステージを観ていくうちに、ああ、大丈夫だ。大好きだ、変わらない。

悲しいしつらいはずなのに、すごいな、愛しいなって思うようになりました。

夏菜子ちゃんの表情は気になるけど…

でも最初から4人のグループだったみたいに、そう見せられるくらいの頑張りがあったのだと思います。

応援しなきゃ、ではなくて、応援したいと思いました。



そうして過ごしていたとき、突然Twitterのタイムラインに現れた有安杏果オフィシャルの文字。


は?


と思いました。


まあ誕生日だし、ブログ消えるし、誰かのイタズラかなと思ってました。

本物かどうか、現在でもはっきりとはわかりません。

でも、見たことのない写真を携えたツイートはとても信憑性がありました。

久しぶりに見た笑顔はすごく可愛くて、嬉しいことなのに、喜びに沸くタイムラインについていけない自分がいました。


本当に本当なのかはわかりません。

だけど、ああ……とがっかりしました。

悲しかったです。虚しかったです。


こんな、officialの文字をつける一般人を、自分の名前をフルネームでタグ付けする一般人を、わたしは知りません。


彼女の言っていた普通の女の子になりたいって、なんだったのでしょうか。

普通の女の子になりたいからやめたのではなかったんだなあ。そう思いました。


ももクロにいてはできない、したいことがある。

そう言ってくれなかったのはなんでなんでしょうか。


もちろん、ファンに全てを言えるわけではないこともわかってますし、嘘、偽り、隠し事、あることもわかってます。

全部話してほしい!なんて、ファンのエゴなことも重々承知です。

だけど、信じてたかったんですよね。

大好きな女の子の言葉。

何のためにやめるのかって、そこが卒業する彼女の意思の核だったじゃないですか。


一番大事な根っこの部分を偽られてたことが悲しいです。大好きな女の子だったからこそ悲しい。大好きな人の言葉って信じたいんですよ。でももう信じられない。


これからわたしは彼女の言葉を、「本当のことじゃないかもしれない」と思いながら聞くんでしょう。

そんな自分のことも、彼女のことも、受け入れられないと思います。


有安杏果さん、今まで本当にありがとう。

大好きでした。じゃあね。